各種測量、調査、工事等の「位置情報」に関する全ての基礎となる基準点を設置する測量です。使用する機械は、トータルステーションやGNSSです。当社では2級トータルステーション及び1級GNSSを所有しており、1～4級基準点測量全てに対応しています。

　地図（地形図）を作成する測量です。トータルステーション、GNSS等を使用して精度の高い地形図を作成することも出来ますし、UAVからの空中写真から作成したり、地上型3Ｄレーザスキャナを利用した地形図作成にも対応しています。

　トータルステーションやGNSSによる従来からの測量では、1点1点測量した「点」をつなぎ合わせて作成されていた地形データが、3次元測量技術によって「面」に見える高密度データとして観測できます。
　これにより地形を詳細に、直感的に把握できるようになり、対象地全体の把握や出来高管理を効率化することが可能になります。三脚に据えたレーザー測量機から、360°全方位にレーザーを照射し、地形を計測します。
機械点が動かないため、3次元測量技術では最も高精度に計測できる技術です。

　UAVで連続した鉛直写真を撮影し、写真データから3次元地形データを復元したり、2次元の平面図を起こしたりする技術です。現場での作業時間が非常に短いのが特徴で、広範囲の計測に適しています。また、撮影した空中写真と地形図等を重ね合わせ、直感的に把握しやすい図面を作成することが出来ます。

　基準点測量が「位置」に関する基礎となる測量に対し、こちらは「高さ（標高）」の基礎となる測量です。使用する器械は、「レベル（水準儀）」や「スタッフ（標尺）」です。当社では1級・2級電子レベル等を所有しており、２～４級水準測量、簡易水準測量に対応しております。

　線状築造物建設のための調査、計画、実施設計等に用いられる測量です。一般には道路及び水路の新設や改良、上下水道、ガス導管の実施設計のための測量です。当社では、測量から実施設計まで一貫して行うことが可能です。

　土地及び境界等について調査し、用地取得等に必要な資料及び図面を作成する作業です。これらの作業に当たっては、測量区域を管轄する法務局等において調査した資料に基づいて、地番ごとにそれぞれの境界点を現地で明確にし、これらを測量し、その面積を算出すると共に必要な諸資料を作成します。該当地権者の財産に関わる大事な作業の一つであり、確かな技術と信頼が求められます。

　河川の洪水、高潮等による災害発生の防止等のための調査並びに河川の適正利用、流水の正常な機能等、治水及び利水の総合的な管理に必要な資料を得るための測量です。 また、これらと同様に、湖沼、海岸等における保全のための測量も含まれます。当社では、海や川に囲まれた新潟市に存在することもあり、測量船、音響測深機、GNSSなどの必要設備と蓄積された豊富な経験やノウハウで対応しております。